ジブリ映画『風の谷のナウシカ』

ジブリ映画の風の谷ナウシカを見た方は多いと思います。世界中の人に親しまれてきた映画でジブリ映画の代名詞ともいえる作品です。しかし、風の谷のナウシカにはもともと漫画版があって、その後映画が作られたということはご存知でしょうか。

風の谷のナウシカでは、世界は巨神兵と呼ばれる巨大な人型の生物兵器を使った「火の七日間」と呼ばれる戦争で、徹底的に破壊され多くの地域は人の住めない腐海と呼ばれる領域となって、そこは呼吸もできず多くの巨大な蟲が徘徊する世界になっており、腐海は徐々に拡大しています。

風の谷と呼ばれる小さな国にはナウシカと呼ばれる王女がいて、彼女は腐海を探求し蟲と親しんでいました。しかし、ペジテと呼ばれる小国が地中に眠っていた巨神兵を発掘し復活させようとします。これに気づいた大国トルメキアがペジテを滅ぼし、逃げ出した人々と共に運ばれた巨神兵を風の谷付近で手に入れ、風の谷を巨神兵復活のための基地にします。

これに対しペジテの生き残りは復讐のためオームと呼ばれる巨大な蟲をおびき出してぶつけてきます。大地を覆う絨毯のように大群となったオームに対抗するためトルメキア軍は巨神兵を持ち出し、巨神兵はその強力な攻撃でオームを焼き尽くそうとしますが、復活が完全でない巨神兵は腐り落ちて死んでしまうことになり、風の谷はオームの大群に飲み込まれ滅びるかと思われましたが、ナウシカがオームの群れに飛び込み怒りを沈めます。

そして、彼女は腐海や蟲たちは森や大地を復活させるために働いていることを人々に知らせることになります。これが映画の大まかな筋です。

しかし、元の漫画版ではトルメキアに対立する大国ドルクがあり、ペジテは同じ役回りですが、ドルクとトルメキアの戦いが中心になります。そして、映画と決定的に違うのは、森や大地の浄化は過去の人々が計画したもので、実は生き残った人類のためのものではないということです。

そして、漫画版ではナウシカは人類復活のための施設を破壊し森に去っていきます。かなり違う内容になっているので、興味がある方は漫画版も読まれることをお勧めします。

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