風の谷のナウシカの影の主役

ジブリ映画の中でも名作と名高い、風の谷のナウシカですが、その原作のコミックとの違いが度々話題になります。

風の谷のナウシカの原作自体も宮崎駿監督の手によるもので、映画はコミック2巻までの内容をメインに新しくストーリーを作り直したものです。

そのせいか映画化するにあたって、原作と役割が違ってしまっている登場人物も多く、クシャナもその一人です。

映画版のクシャナは風の谷に侵攻し、その後ナウシカに命を救われるものの、離反し巨神兵を無理矢理復活させようとする悪役としての描かれ方をしています。その部下のクロトワも割を食ってしまったのか、小物のような役回りになっています。

ところがクシャナは原作では、影の主役といっていいほど重要な役回りのキャラであり、ナウシカの思想から一歩離れたところで自身の考えと行いを通そうとする、映画でのただの悪役からはだいぶ遠い人物像の女性なのです。

クシャナが鎧の中の手足が無いのを見せるシーンも映画オリジナルであり、映画化にともなった新しいキャラとしての特徴とされています。

とはいえ映画と原作両方のクシャナも魅力的なキャラに違いありません。興味を持ったら原作を読むのも良いでしょう。

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